みなさん、是非思い浮かべてみて下さい。
80歳のお誕生日。
あなたは誰と何処で、何を食べたいですか?
自分の歯で、美味しい物を食べている想像が出来ましたか?
思考はね、現実になります!!
想像出来た方、今から叶うように一緒に行動していきましょう。
80歳に歯は、10本?!
永久歯が全部生えそろうとね、歯は32本になります。
そのうちの4本は、親知らずなので除くと28本ですね。
ここからのお話しは、ちょっと怖いですよ。
あくまで平均ですが、45歳〜55歳で歯を2、3本失うと言われています。
そこからはさらにハイスピード。
65歳で残る歯は18本。70歳で15本。80歳ではなんと!!
10本以下になるのが平均!!なんだそうです。
では、美味しくご飯が食べられる歯の本数は?
後半に正解を書いているので、当ててみて下さいね。
サイレントキラー=歯周病
では、どうして歳を重ねていくと歯を失っていくのでしょうか?
老化だから仕方がない?!そうではないんです。
それには、歯周病が関係しています。
歯周病、聞いた事ありますよね。
どんな病気なのかご存知ですか?
痛みもなく忍び寄る病気。
私は、アラフォーなので改めて知って、ドキっとしましたよ。
40歳以上のおよそ8割が、感染しているのが現実なんですって。
8割が感染って…
誰もがかかる可能性が高い病気と言うのがよく分かりますよね。
歯周病の怖さとは何
歯周病は、痛みがないんでしょ?
ちっとも怖くないよね?
では、歯周病の何が怖いんでしょうか?
40歳以上のおよそ8割が、感染していると言いましたが、最初は、歯茎が腫れたり、ハミガキで出血するくらいです。
ただ、そこからじわりじわりと痛みなく進行していく病気。
痛みを感じない!だからこそ怖いんです。
むし歯は、どうしても痛みを伴うため怖いし、治療しますよね。
だけど、歯周病はそれ以上とも言えるくらい、痛みなく進行する怖い病気なんです。
歯周組織が壊れると、歯が支える骨がなくなっちゃうんです。
言葉にならない程に怖くないですか?!
歯は、グラグラし始めて…
そして抜け落ちてしまうと言う恐ろしさ。
歯周病で病気が悪化する?!
悪化すると、歯が抜け落ちてしまう歯周病。
なんと!!それだけじゃないんです。
全身の臓器に関係している事が分かってきているそうです。
お口の中の細菌が多いと、血糖をコントロールしているホルモン(インスリン)を低下させるため、血糖値が上がってしまい、糖尿病の隠れた要因であると言われています。
また、お口の中の細菌が多いと、身体の免疫システムが弱まり、骨が脆くスカスカになって骨粗鬆症を引き起こしてしまいます。
お口の中には、血管が豊富。
細菌が多いと、お口の中の血管から、全身の血管に巡って炎症を引き起こします。
血管の中に動脈プラーク(粥状の脂肪性沈着物)が出来て血液の通り道が細く固くなります。
その血管が細くなった状態のことを動脈硬化と言います。
さらに、そのプラークが剥がれて血の固まりが出来ると、血管が詰まる可能性が。
心臓で詰まると心筋梗塞や、狭心症などの心臓の病気になったり、脳で血管が詰まってしまうと、脳梗塞を引き起こす要因にもなります。
ハミガキだけじゃ足りない
この記事を見つけてくれた方は、今日からでも出来る対策を!
歯周病にならない予防は、もちろんハミガキが大切なんだけど、細かい汚れを取り切るのは、ハミガキだけでは難しいんです。
じゃあどうすればいい?!
汚れを全部落とし切ること。
間の汚れを全部落とさないでいると、歯周病が静かに近付いてきます。
フロスや歯間ブラシ、ピック等を使っていますか?
細かい汚れを取るために、是非使っていきましょう!
それでも歯周病を100%予防することは難しいので、定期的な歯科受診を半年に1度、忙しい方は、1年に1度は行くと安心です。
まとめ
美味しくご飯が食べられる歯の本数。
正解は20本!
当たっていましたか?
思っていること、考えていることは、現実になります。
歯周病は、お口の中だけじゃない脳や心臓、血管といった全身のトラブルを引き起こす恐ろしい病気です。
元気に長生き出来る!
病気を予防出来る!
たった1つの方法でもあり、ご自身で健康を守れる素晴らしい方法なので、知って是非実践して貰えると幸いです。
自分で自分の歯を大切にすることは全身を守ること。
80歳でも自分の歯で、美味しい物をいただきましょう!