子どもが産まれると、生活リズムが、コロっと変わります。
どんなに優しい女性でも、ママになると、鬼ババになりたくなくても、なっちゃう時がある!
ママは、産まれたてのわが子を守るため、必死。
ハイハイし出したり、歩き出すと、今度は目を離せず、家事もままならない。
本当に毎日、プライベートの時間なんて持てないですよね。
だからこそ、看護師を続けて行こうと考えるのなら、子育てをしながら、夜勤や残業があったら、自分の心も身体も限界!難しい!本当は毎日仕事辞めたい!そう思っていませんか?
看護師が働ける職場側でも、子育てと仕事を両立するため、企業側が様々な取り組みを行っています。
この記事では、無理なく看護師が働く方法や、看護師の仕事と子育ての両立を支援する制度をご紹介していきます。
看護師夫婦子育てと仕事の両立
看護師に限りませんが、女性で退職経験がある人の退職理由は?
出産、育児の為と言う答えが、最も多いと感じます。
生活環境の変化で退職する女性が多いんだね。
それでも中には、
そう感じ、社会復帰を望んでいるママたちがいることも事実です。
看護師が仕事と子育てを両立させる方法があるので、お伝えします。
子育て仕事の両立、産休後復帰する時、辞めたい気持ちになる
正社員で働き、育休を取って休んでいるママさんナースが、ご覧になってくれているとしたら、こんな気持ちになっていませんか?
仕事、戻りたくないなぁ。
我が子は、可愛くてしょうがないですよね。
子育ては今しか出来ないことだし、辞めようかなと感じるのも無理はありません。
私も実際そうでしたよ。
私の場合をお話しさせて頂くと、1人目の時は産休を取った病院に復帰しましたが、2人目の時には、働く場所を変えました。
子どもが小さい間は一緒にいたい!誰もがそう感じて当たり前です。
自分の心に聞いてみて、辞めたい気持ちが勝るのなら、辞めても良い!
子育て仕事の両立、知っておきたい勤務先の3つの制度を活用
どうせ働くなら、フル活用していきたい制度があります。
勤務先の制度を上手に活用しながら、子育てと仕事の両立を、目指していきましょう。
働いている病院もしくは選ぶ病院、育休後戻る病院が、きちんと対応しているかを、総務部等に確認してみましょう。
子育て仕事の両立1つ目!超過勤務対策
長過勤務対策とは、時間外労働、残業に対する対策、規制の事です。
2019年4月から、時間外労働の上限規制が、働き方改革関連法により設けられました。
超過勤務対策とは、原則として、月45時間、年360時間を時間外労働の上限として定められています。
タイムカードやICカードで、労働時間の管理が義務付けられています。
病院や外来勤務だと、時間外労働を完全になくすことは、難しい現状がありますよね。
だからこそ、超過勤務対策に積極的に取り組んでいる職場であるかを見極める必要があります。
- 人手不足だから、残業。
- 残業は頑張っている人だ。
という労働環境であったり、対策を取り入れていないブラックな病院は避けた方が自分のためです。
子育て仕事の両立2つ目!短時間正社員制度
短時間正社員制度は、フルタイムで働いている正社員に比べ、短い労働時間で働くことが出来る正社員のこと!
日本看護協会も力を取り入れている制度です。
企業によって決められた方針に従うことになりますが、正社員でありながら勤務日数や勤務時間を一般の正社員よりも短く出来る制度です。
育児短時間勤務制度とは違い、育児以外の理由でも適用されるため、介護や、心身の健康不全など、フルタイムで働きたくても働けない人に対して、勤務日数、時間を短くする制度です。
看護師は、人手不足であるため、活用して活躍されている方も、大勢います。
実際、友人は3人の子育てをしながら、この制度を利用して働いています。
子育て仕事の両立3つ目!育児短時間勤務制度
育児短時間制度とは、子どもが3歳になるまでの間、1日の所定労働時間を原則6時間とすることが出来る制度。
2009年育児介護法の改正により、導入が義務付けられました。
該当する条件は、5つです。
- 3歳に満たない子を養育する労働者であること。
- 1日の所定労働時間が6時間以下でないこと。
- 日々雇用される労働者でないこと。
- 短時間勤務制度が適用される機関に現に育児休業していないこと。
- 労使協定により適応除外とされた労働者でないこと。
また、こちらの制度を実際看護師の友人ママが、利用しながら公立病院で働いていますが、最長利用期間は、企業によって異なる様です。
例えば小学校に就業するまで可能、卒業以降も利用可能と言う企業や、利用期間を延長する企業もあります。
勤務先の病院や転職先が、どの様な制度をとっているか、確認してみましょう。
子育て仕事の両立、出産後も子育てをしながら仕事を続ける
看護師と言う職業は、社会的な需要が多く、多様な働き方が可能な職種です。
夜勤せずに働ける、ママナースが活躍できる場所が病院以外にも、沢山あるのです。
だからこそ、子育てしながら働くことが出来るとも言えます。
子育て仕事両立、無理なく働ける夜勤のない場所を探す
看護師の職場と言えば、病院。
病院の病棟での勤務形態は、夜勤が付き物。
2交代、3交代の不規則な勤務は、子育て中の看護師にとって大きな負担です。
子育てしながら夜勤もある仕事に就こうとすると、周りのサポートが必要不可欠であり、心配なのは、人間らしい暮らしが出来なくなる可能性が大きいこと。
思い切って、夜勤のない職場へ転職するのも1つの方法です。
アメリカでは、2交代3交代と言う働き方をせず、日勤専属、夜勤専属と決まっているそう。
日本の病院で働く看護師の過酷な勤務が、世界では当たり前ではないという事も、知って欲しいと感じます。
私は、1人目の時、病院に併設されている託児所に預けたり母に預けたりしながら、復帰しました。
あまり記憶がなく、とにかく必死でした。
上の子が2歳10か月で、2人目を出産しましたが、次に選んだ勤務場所は、健診センターでした。
子育て仕事の両立、無理なく働くために院内保育の利用
院内保育とは、病院内や、近隣にある託児所のことで、病院で働くスタッフを預かる施設です。
子育て支援の制度の中で、地域型保育の事業所内保育に該当します。
仕事をしながらの子育ては、保育園へ朝夕のお迎えはもちろん、急な発熱や体調不良の時、すぐにお迎えに行かなければいけません。
その点、院内保育がある病院で働いていれば、安心して働くことが出来ます。
逆の視点から見れば、病気のお子さんも利用されている可能性があるということ。
つまり、我が子が、病気を貰う確率が高いということ。
預けたものにしか分からない、メリットが、デメリットにもなる見えない事情であると感じます。
私も、1人目の子を出産1年後、仕事復帰した時、お世話になりました。
子育てと仕事の両立を目指す強い味方となるのが、乳幼児を預けられる院内保育の存在です。
子育て仕事の両立保育園、子ども園の利用
保育園は、児童福祉法に基づく保育福祉施設であり、厚生労働省の管轄です。
認定こども園は、内閣府が管轄する幼保一定型施設であり、保育と教育の両方を受けることが可能です。
職場に院内保育がない時や、施設の規模にこだわりがあれば、地域の保育園や認定こども園がおすすめです。
地域の保育園や認定こども園は、地域で暮らす同年代の子どもたちが通っていることもあり、子ども自身長く付き合っていけるお友達が出来やすいメリットがあります。
我が家の場合、2人目は、自宅から5分の保育園に通いました。
同じ小学校に行くお友達も多く、お世話になり良かったと感じます。
1人目は、病院の託児所から、3歳の年少の時期のみ、認定子ども園で1年間お世話になりました。
子育て仕事の両立幼稚園を利用する
幼稚園は文部科学省の管轄であるため、充実した幼児教育を受けられるメリットがあります。
我が家の場合、1人目の子が、年中、年長時に幼稚園へ通いました。
小学校の隣にある、公立幼稚園であったため、子どももママもお友達がたくさん出来たり、密で充実した生活を送る事が出来ました。
小学校に進学してからの、お友達のことを視野に入れることも、どこの施設を選ぶのか、考える1つになると感じます。
ご自身の働き方と、施設を良く見て検討し決断しましょう。
子育て仕事両立学童保育の利用
学童保育とは、小学校の放課後の保育を担ってくれる施設の事。
運営主体も様々で、公立、民間などあり利用できる要件や審査基準も違いがあります。
小学生の低学年、シングルマザー、両親がフルタイム勤務の場合は、優先されます。
子育て中の看護師には、利用価値が高いと言えるでしょう。
子育て仕事の両立のためには、家族に協力してもらう
子育てと、看護師の仕事を両立する上で、家族の理解、協力はかかせません。
家事の分担、子供の行事の参加など、夫のサポートは重要です。
悩みを一人で抱え込まず、家族と共有する事が子育てには大切です。
まとめ●看護師夫婦子育て仕事の両立
様々な子育て支援制度を利用しながら、看護師として働き続ける女性はたくさんいます。
どうしても、子育てと仕事の両立が難しい時は、辞めたらいい。
職場の制度をフル活用し、家族の協力を得ながら、自分にぴったりあった無理なく働く方法を見つけましょう。
病院以外に働く場所を参考にしてみて下さい。
私は、デイサービスで勤務しながら、看護師ライター業を行っています。
ライター業をやってみようと思われたら、手にして欲しい1冊。
転職したい時にはアンテナを張っておきましょう。
何か1つでも参考になれば幸いです。