どんどん物の値段が上がっていると感じませんか?
実は今、日本国が、スタグフレーションと言う状態になりつつあります。
どういうことかと言うと、物の価格は上がってインフレ状態。
それなのに、お給料は上がらず経済が停滞しているのです。
買いたい食べ物や、商品が買えない状態になるという事を、物が溢れている現代に生きている私たちは、今まで1度も体験したことがありません。
今、少しずつ感じている価格高騰により、子育て世代の8割以上が、危機感を募らせているのも、納得いくはずです。
この記事では、食べ盛りの2人の男の子を育てている看護師夫婦が、価格高騰対策を衣食住の、さまざまな視点からお伝えしていきます。
この記事を読むと、何も行動しないことこそリスクがあることが分かります。
価格高騰でお金の価値が下がり始め円安を感じる
物価が上昇すると、物やサービスの値段が上がり、お金の価値が下がります。
そもそも物やサービスは、お金と交換をして生活しています。
例えば、最近価格が上昇し、分かりやすい物があります。
それは、玉ねぎ。
200円で買えていた玉ねぎが、400円出さないと買えません。
つまり、物と交換する時に、多くのお金が必要になると言うことは、お金の価値が下がっていると言うことです。
スタグフレーションとは?
スタグフレーション、聞き慣れない言葉ですよね。
実は私も、記事を書くために改めて調べてみて知った言葉です。
この2つの言葉を組み合わせて出来たのが、スタグフレーションです。
景気が停滞する中で、物価の上昇が同時進行していく現象の事ことです。
1970年代のオイルショック時にスタグフレーションが起きていた
40代の私は、スタグフレーションを経験したことがありません。
なんと!!
1970年にも、日本を襲うスタグフレーションの状態が起きていました。
オイルショックの時です。
この時、わずか3か月で、世界各国の原油価格が4倍にもなり、日本を含む多くの国が影響を受けました。
子育て世帯の8割以上が価格高騰に危機感
物の価格はこれからも、上がって行くことが予想されています。
危機感を持つ子育て世帯の方へ、まずは衣食住の3つの観点で出来ることをお伝えします。
衣
子どもは成長するので、少し大きめサイズを用意しておく。
着れなくなった洋服は、メルカリやリサイクルショップで販売するか、お下がりにまわす。
もしくは、お掃除に使い切ってから処分する。
消耗する下着、靴下等は、家族の分を今のうちに購入しておく。
洋服を長く着るためには、体型維持をする事も大切に。
寝具やタオル等も、新調するなら今です。
子どもが小さくて、おむつを使用している方は、おむつやお尻拭きを多めに準備しておきましょう。
トイレットペーパーやティッシュペーパー、生理用品等の日用品も備蓄しておきましょう。
今こそある程度の備蓄を、おすすめします。
食
食費と言えば節約している方も多いのではないでしょうか?
私が、看護師の目線でお伝えすると、食費を減らすことは、可能な限り最後にする事をおすすめします。
日本は、食品が豊富にあるにもかかわらず、栄養不足の方が増えているんです。
当たり前の事ですが人は、自分が食べたもので、心も身体も作られています。
物よりも、食事こそ大切にするのが基本。
食費を節約するあまり、生活の質が落ちると、心も身体も、質が落ちてしまいます。
栄養が足りてさえいれば、元気でいられます♡
それを忘れないでください。
特に、良質なたんぱく質と脂質は、出来るだけ減らさずに。
必要量摂取しましょう。
食費は削らずにまず、出来る事と言えば、食べる量を8分目に減らしてみて下さい。
冷蔵庫や食品備蓄を管理し、購入した食べ物を捨てない事も大切です。
ママナースがおすすめするのは、訳あり商品!
期限が近かったり、形がふぞろいだったりする訳あり商品。
品質には問題なく、家計にやさしいので利用することをおすすめします。
住
住居。
賃貸なら、安い所へ引っ越すのも、最初の引っ越し費用は掛かりますが、長い目で見るとコストダウンするにはおすすめです。
住宅などの不動産は、インフレに強いと言われています。
ただ、住宅を購入している方で、変動金利をご利用の方は、今後金利の上昇が考えられるので対策をした方がいいかもしれません。
看護師夫婦の対策、今出来ること
通貨を円だけにしない
自分のお金の持ち方を変えるのも、1つの手段です。
円安が進んでいる今、通貨を円だけで銀行に預けるのはリスクが高いです。
生活をコンパクトにすること
物価高騰に立ち向かうためには、シンプルにまずは、生活をコンパクトにすることを考えてみましょう。
既に節約生活をされている方も、今一度見直してみて貰えると嬉しいです。
コンパクトな生活のために削れるところ
通信費のコスト削減です。
スマホを割安なプランや格安SIMに変えてみる。
サブスクを絞る、もしくはゼロにする。
過剰な保険を解約する。
ふるさと納税を使う。
食費よりも、美容費を削るのも1つ。
通う美容院を安くしたり、頻度を減らしたり、我が家は子どもの髪を最近まで親が切っていました。
食べ盛りの子どもがいる価格高騰対策
食に関してお伝えすると、これから先2~3年を見据え備蓄しています。
子どものために出来ることは、栄養が足りるように食べさせること。
そのため、今の価格で買えるうちに購入できる物を買っています。
お米は、備蓄米を。
基本は日持ちするものを。
パスタや日持ちする缶詰や、備蓄できる商品を購入しています。
お金で持つのではなく、現物に交換している感覚です。
まとめ
今まで経験したことがないスタグフレーションが起きる前、今が大切です。
オイルショックを体験した事は、ありませんが、学べることはあります。
当時、オイルショックが始まった3か月後には、価格が4倍になったことを踏まえて、今から万が一に慌てなくても良いようにしておくこと。
対策を、1つでも取り入れて行くことが、価格高騰への危機感を減らす行動に繋がると感じます。
子どもを守ること、自分自身を守ることが出来るのは、あなたの今日の行動力です。