憧れの看護師になったけど、もう仕事を辞めたいー!
2交代や3交代勤務で寝不足になり、もうこんな生活嫌だーと悩んだりしませんか?
実は、私もそのうちの1人でした。
私と夫は、看護師2年目に結婚しました。
結婚後も、働こうと考えていた急性期病院。
実際に生活スタイルが変わってからも働いてみましたが、私は、看護師3年目に退職しました。
仕事を辞めたいと1度や2度、いや正直何度も悩んでいる方へ、届けられたらと思います。
私が、急性期病院を看護師3年目に辞めた理由を記載していきます。
看護師3年目に急性期病院を辞めた理由
3年目に、看護師を辞めました。
看護師を3年目に辞めてみて結論から言うと、辞めるにはベストな時期だったと感じます。
理由は3つ!
- とりあえず3年乗り越えたから
- 結婚してからも夫婦すれ違いだったから
- とにかく仕事がきつかったから
看護師3年目で辞めた理由、とりあえず3年を乗り越えたから
石の上にも3年
看護の世界に限らずですが【石の上にも3年】って言いますよね。
一先ず、念願の看護師になったし、3年目までは同じところで頑張ろう!と言う意識が、私の中で無意識にありました。
今考えれば、ただの思い込みだけど。
ただその目標は、自分の経験を積むには良い期間だったなと言えます。
プリセプター制度
私が勤務していた急性期病院には、プリセプター制度と言う物がありました。
3年間、先輩ナースが指導者としてついてくれる制度です。
私の場合、看護師としては1年目ですが、他の病院での経験が5年ありました。
そのため、3年ついて貰う所を、1年目は『プリセプティ』つまり、新人看護師として指導して貰う立場。
2年目には、『プリセプター』つまり、教える立場を経験しました。
准看護師免許も取得している
私が看護師免許を取得したのは、病院で働きながらでした。
18歳からの2年準看護学校に通い、准看護師免許を取得。
(看護助手として勤務)
その後、3年看護学校に通い、看護師免許を取得しました。
(准看護師として勤務)
今は、准看護学校は減少しており大学がメインになってきています。
私が通っていた頃は、今の私と同じ位の、40代の方もたくさん同級生にいて同じ目標に向かっていました。
急性期で3年間を乗り越えたら
新人看護師の登竜門の様な考え方ですが、急性期病院で3年働けば、ある程度臨床で使える知識や技術が、身につけられます。
看護師募集の求人を見ていると、応募条件に臨床経験3年と書かれていたりもします。
そのため、今辞めたいけど迷っている方がいたら、3年は働いてから考えるのが長い目で見た時には良いのかなと、実際に経験してきて感じます。
看護師3年目で辞めた理由、結婚してからも夫婦擦れ違いだから
看護師を3年目で辞めたのは、夜勤による擦れ違い
看護師夫婦あるある。
どちらかが夜勤になる事があり、1人で夜を過ごすことが本当に多かったです。
夜だけでなく、もちろん朝も。
ご飯を一緒に食べるのが楽しみだったり、団らんが新婚生活の楽しみだったりしますよね。
ほぼ出来ません。
「行ってらっしゃい」も、「お帰りなさい」も、「おはよう」も、「おやすみ」さえも…言えない。
夜勤の度にすれ違い…付き合っている頃に、時間を合わせて会っていた時と、変わらない新婚生活を送っていましたね。
看護師夫婦、見方を変えるとお金は稼げる
見方を変えてみると、2人馬力で働くメリットは?
お金をたくさん稼ぐことが出来る事。
夫婦二人の生活は、好き勝手出来ていましたし、旅行三昧だったりしていたのも事実。
私はまず、夫のお給料だけでやって行く事を決めて生活をコンパクトにしました。
お金をたくさん稼ぐことが目的にある方は、今より多くもしくは同じくらいの報酬がある場所を探す必要があります。
動けるだけの貯金をしておくのも手です。
看護師3年目で辞めた理由、子どものことを考えた
今の擦れ違い夫婦の形がいつまで続くんだろう?
出来れば子供を授かりたいな、と考え自分が今の病院で働く意味が、家庭に見出せないでいました。
看護師3年目で辞めた理由、とにかく仕事がきつかったから
看護師3年目で辞めた理由、2交代や3交代は昼夜逆転がキツイ。
看護師を3年目までやり遂げるって簡単なことではないと思います!
昼夜逆転する生活リズムに慣れない。
私の勤務は、3交代だったのですが、結婚後の準夜勤は、タクシーで夜中の3時帰り。
日勤深夜の日は、帰る事も出来ず、仮眠室で2〜3時間仮眠を取り、翌日の昼頃帰宅する生活でした。
看護師3年目までの日々
1年目は、初めての事だらけ。
緊張!不安!ストレス!仕事にとにかくついていく事に必死な時期。
2年目は、後輩が入ってきます。
指導して貰う立場だった頃から、私自身は、指導する立場になりました。
分からないと言う事より、教える立場になり毎日焦る日々。
3年目は、責任が増えて、考えている理想の自分と、現実の自分、求められている物とのギャップに疲れ切っていました。
勉強会や研修が、時間外に増えて行く事も負担に。
3年間、正直これ以上は無理だー!と何度も辞めたいと考えることがありました。
受け入れられない事が起きる
仕事と割り切る事が、難しいと感じることも体験。
親しくなった、元気になって欲しいと願う患者さんの死。
仕事は仕事!と考えないといけないと分かってはいても、受け入れられなかったりします。
看護師3年目辞めた理由、自分を大切に出来ない
頭痛がするから、痛み止めを飲んで仕事。
生理痛のため、痛み止めを飲んで仕事。
吐き気がするから、胃薬を飲んで仕事。
便秘になり、薬に頼る。
眠れず、栄養不足で、肌荒れに。
自分にムチを打って、だましだまし休むことなく働き、心と身体が等々ぼろぼろになり退職を決めました。
健康じゃない看護師は多い
看護をする本人が健康じゃなくても、頑張って看護の仕事をする方は、多いのかもしれません。
まだ出来る。
今は、病院も人手不足だから辞められない。
スタッフに迷惑がかかるから辞めるのは難しい。
心も身体も、気付いたらぼろぼろになっていませんか?
頑張って働いても、病気になってしまったら職場は助けてくれません。
失った健康は、取り戻すことも出来ず、治療費も回復するための時間も必要になります。
幸せは、お金ではありません。
人生は、仕事だけでもない。
自分の身体が1番大事!
健康が1番大切です!
仕事に追われて自分の心と身体が危ないな、自分とは合っていないな、そう感じたら潔く離れること。
その場から逃げること。
3年の臨床経験があれば有利に転職できる
あなたにぴったり合う、新しい居場所が必ずあります。
臨床経験は、3年だけで大丈夫?
そう思われるかもしれませんが、安心して大丈夫。
実際に私は、病院の病棟で日勤常勤、外来、グループホーム、デイサービス、健診センターを経験して来ました。
その他にも、看護師として働ける場所はたくさんあります。
看護師3年目で辞めた理由、まとめ
私は、看護師3年目で急性期病院を辞めました。
辞めたい理由がネガティブであっても、辞めたいと思ったら辞めてもいい。
私はあの時、夜勤を手放し、急性期病院を辞めて良かったと心から思っています。
辞めても人生は終わりません。
ブランクがあっても、また復帰する事は出来ます。
あなたが行動すれば必ず出来ます。
全ての看護師が、心身を大事にしながら、幸せに楽しく働ける事を願っています。
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