看護師のお仕事は不規則
看護師が病院で、3交代や2交代勤務をしていると、このまま同じ現場で働いていていいのかな、毎日寝不足で何とかしたいな、そう悩んでいませんか?
私自身も、急性期病院で三交代勤務をしていた頃、夜勤がある度に、昼夜逆転してしまい、眠れないストレスを感じていました。
寝るのが好きな私にとっては、とにかく辛い出来事!!
結婚後は、通勤に時間がかかる様になり、改めて不規則な毎日だと感じる様に。
仕事を辞めたいなと考える様になっていきました。
身体を休めたい気持ちばかりが大きくなり、どう過ごすのが楽なのー?!
お家の近くで働きたいなー、そんな悩みを抱えていました。
夜勤のメリットは昼間に自由な時間があること
三交代勤務の夜勤による、昼夜逆転で悩んでいた私。
夜勤をするメリットは何かあるかな?と考えてみました。
夜勤明けのメリットは、昼間に自由な時間があること!!
私が、独身の頃住んでいたのは看護師寮です。
寮は、病院のお隣にありました。
働く環境としては、通勤時間1分で最高。
当時、夜勤明けに自転車で、15分かけてお料理教室へ通っていました。
なぜ自転車かと言うと、電車に乗ると寝てしまうからです。
お料理教室の楽しみは、新しい料理を作り、覚えていくこともですが、それ以上にランチを作ってみんなで食べる楽しみが。
夜勤明けに、美味しいランチが食べられて、私にとっては、一石二鳥でした。
今振り返ってみるとね、夜勤明けのためオフモード。
そんな時に通って学んだ事は、定着せずに右から左で、ほぼ身にはついていません。
だけど、楽しかった記憶が残っています。
他にも夜勤明けでのメリットは、平日の昼間に、土日は予約でいっぱいのお店でランチをしたり、
空いている映画館へ行くことも。
映画館では、言う間でもなく、寝ちゃいますけどね。
アウトレットなどへ、お買い物へ行くのも、平日の昼間に。
人込みを避け、空いているお店でゆっくりお買い物が出来る等、たくさんメリットがありました。
ただ夜勤明けは、睡眠不足のため正常に判断が出来ません。
帰宅後に、なぜこれ買っちゃったんだろう、とついつい買いすぎてしまって後悔も多かったです。
三交代のパターン
病院で働いている看護師は、夜勤があり昼夜逆転せざるを得ない人もいます。
そんな看護師のお仕事。
私が働いていた病院の3交代は、こんな流れの勤務。
日勤 8:30〜17:00
準夜勤16:00〜0:30
夜勤 0:00〜9:30
どの時間帯でも30分〜1時間前には勤務に着いているのは、暗黙の了解でした。
日勤帯では、2時間程の残業もあり。
夜勤明けが休み扱いなので、週休2日と言えども実際は、毎日病棟にいることも。
例えば日勤深夜の勤務パターンは、以下の通り。
- 日勤の朝、7時45分頃に病棟へ。
- 帰宅は19時頃。
- 仮眠して再び23時半ごろには病棟へ。
- 終わるのは翌日の10時前後。
私が独身の時には、隣に寮がありお部屋へ帰る事が出来たのですが、
結婚してからは、通勤に1時間かかるため、仮眠室を利用していました。
夫の病院は、2交代制。
新婚なのに、お互いに夜勤で家に帰れず、1人で寝ることが多い夫婦。
看護師同士だと、すれ違うことの方が当たり前。
帰ってきた時にお互いが読める様、なんと!!
交換日記や手紙でコミュニケーションを取っていた事もあったくらいです。
話を戻すとね、寮もしくは仮眠室でシャワーを浴び、適当に食べて仮眠。
仮眠は。3時間程。
23時頃起き、23時半には再び病棟にいました。
ここから朝まで深夜勤務です。
もちろん勤務中の仮眠はなし!
深夜明け。
寮の頃は、すぐ横になれましたが結婚後は、勤務の後1時間かけて帰宅する道中、何度も帰路に着くまでフラフラ。
駅で立ったまま寝てたり、電車でも爆睡。
一方、準夜勤は、0時半に終わります。
帰るのが1時半頃なので、終電がないのでタクシーで帰宅。
着くのは、夜中3時前後。
寝ている夫を起こさない様に気を使いながら、そぉっと帰宅。
この勤務形態が続くと、誰でも睡眠障害になりやすいです。
女性は、ホルモンのバランスで、イライラしやすい時期も。
その上、過酷な勤務で睡眠不足が重なると、イライラしやすい上、ずっと眠い!!
眠いだけに留まらず、便秘になったり、食欲も異常に!
睡眠不足は、甘いものを欲するので、食べ過ぎちゃいます。
原因は、睡眠不足によるホルモンの異常。
更に、物欲も異常!!
何が正解なのか、自分では判断出来ない脳の動きをしているんだと思うのですが、ハイテンション。
夫婦で夜勤が重なると、マシンガンの様にお互いがめちゃくちゃ喋っていたりもしていました。
看護師3年目に夜勤を手放した理由
看護師3年目。
仕事のリーダーとしての責任も伴い、毎日が忙しい中、段々と自分に余裕がなくなっていくのを感じました。
平日にお休みがあるメリットよりも、睡眠を大事にしたい!
そんな自分の声を大切にしたい!
少しずつ、気持ちが膨らんで来ました。
仕事と家事の両立を上手くやろうとしても、あまりにも夜勤で夫とすれ違う毎日に嫌気が刺して、働き方を変えたいと考え、迷いに迷って病院を退職することに。
決断してからの行動は、早かったです。
看護師は、人手不足でなかなか辞められません。
何度も同期や先輩に囲まれて引き止められたり、看護部長とも面談しましたが、心は揺らぎませんでした。
思考が現実になると言いますが、考えている現実を作るのは、自分次第。
今、振り返ってみると、あの大変だった夜勤をこなし急性期病院で働いた時間は、良い勉強にも良い経験にもなりました。
その後の私は、近くの病院で日勤常勤で働くことになりましたが、詳しいお話しは、また別の記事にしたいと思います。
まとめ
病棟勤務している看護師に限りませんが、夜勤をされている方は、睡眠障害になりやすいと感じます。
上手く仮眠を取って、自分の身体を大事に看護師をして欲しいと願っています。
誰でも患者になる日が、突然来ることがある。
そんな方のために、働いているナースがいる事。
ただ、看護師にも病院だけでなく、ほかの働き方もあると言う事を、お伝え出来たらいいなと、
全てのナースへエールを贈ります。
看護をしている看護師こそ、健康でいて欲しい。
そう願っています。
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